ぎっくり腰(急性腰痛)の痛みの原因

18.12.13

ぎっくり腰(急性腰痛)は、筋疲労、姿勢の悪さ、加齢による筋力の低下など、日常生活の様々な要因により発症します。

急性腰痛の痛みを感じる筋は、主に『腰方形筋』『大腰筋』です。

『腰方形筋』は、脇腹の深部、腰椎の両側にある長方形の深層筋です。
腰椎の後屈(後ろに反らせる動作)・側屈(横に曲げる動作)をする際に働く筋肉で、姿勢維持にも欠かせない筋肉です。
腰方形筋が硬直していると、体の曲げ伸ばしをうまく行うことができず痛みを感じる原因となります。

『大腰筋』は、腸腰筋(小腰筋・大腰筋・腸骨筋からなる筋群)を構成する筋のひとつです。
股関節の屈曲・外旋(体の外側に向かって回転させる動作)、腰椎の屈曲・側屈に働く筋肉で、歩行の際にも働く筋肉です。
大腰筋が硬直していると、腰椎の後屈(後ろに反らせる動作)の際に股関節がうまく伸張せず腰に痛みを感じる原因となります。

日々の生活を通して腰方形筋と大腰筋への負荷が蓄積すると、突然、ぎっくり腰を発症する原因となります。通常3日ほどで患部の炎症が治まり、一週間ほどで日常生活に戻ることができます。ほとんどの方が1か月ほどで完治します。
しかし、筋肉への負担を解消しない限り、ぎっくり腰を再発する恐れが残ります。定期的に筋肉の硬直をほぐすためのメンテナンス治療を受けていただくことをお勧め致します。

また、腰痛の予防策としてストレッチ運動も効果的です。
●腹筋運動
●仰向けに寝て膝を曲げ、腰を浮かせる(骨盤を持ち上げる)運動
●仰向けに寝て、膝を抱えるように曲げて背筋や腰の筋肉を伸ばす運動
●膝を伸ばして座り、上半身を前に倒してハムストリングスを伸ばす運動
●座位・立位の反復運動

当院ではストレッチ運動についての指導も行っております。
詳しくは当院までお問い合わせください。

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